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アヤラは、シャンパーニュのブドウ畑のほぼ中央に位置するアイ村にあり、規模的には非常に小さなメゾンですが、家内工業的な経営のため、まさに「オート・クチュール」のシャンパーニュ造りを実現しています。 また、第二次大戦以前より、英国王室とスペイン王室御用達メゾンでした。2005年からは、ボランジェ・グループの一員となっています。 手をかけた生産過程、“タイユ(二番絞り以降のブドウ果汁)”は使用せず、“キュヴェ(一番絞り)”のみを使用します。澱を残したままゆっくりと熟成させ(ブリュット・マジュールの場合、熟成は最低二年間)デゴルジュマンの後、少なくとも3ヶ月間休ませます。 ワインそのものを表現できるように、わずかなドザージュしか行いません。
シャンパーニュブランド『ボランジェ』は、1829年にジャック・ボランジェによって創立された名門シャンパーニュ・メゾンです。 160haの自社畑を擁し、生産に必要なブドウの約70%をそのグランクリュとプルミエクリュを主とする自社畑から供給しています。また、オーク樽で発酵や、カーヴでの長期熟成など、伝統的製法によって支えられた品質の高さにより、世界的な名声を確立しており、1884年からは英国王室御用達を拝命する希少なメゾンの一つとなっています。 現在も、創立当時から変わることなくボランジェ一族によって生産における厳しい基準が保ち続けられ、1992年には、ボランジェが長年守り続けてきた製法と基準を示した“倫理と品質”を『ボランジェ憲章』として発表しました。継承される伝統によって育まれる、一貫したスタイルと素晴らしい品質を誇るシャンパーニュを造り続けています。